新スタッフ紹介①~繋がりを大切に~ 

はじめまして。4月よりMamaCanの仲間入りをしました上島由佳利です。
今回のブログでは上島を知っていただきたく、簡単に自己紹介をさせてください。

略歴・プロフィール

1982年生まれ。生まれも育ちも千葉県松戸市。2人の男児の母。世界2周とちょっと。やきり子育てカフェつむぎ代表。アンガーマネジメントファシリテーター。
好きなこと・もの:海、旅、飲むこと、繋がりづくり

専門学校卒業後、少しだけClubで歌ったりしながら留学資金を貯めるためにアルバイト。街角で世界一周の船旅PEACE BOATのポスターに出会い世界一周へ。
当時の私は、まさに「自分探し中」でした。

PEACE BOATは、年に約3.5回、世界をくるくる回りながら繋がりを作り続けている世界一周の船旅です。
自分にはなにができるのか、何がしたいのか。それを知りたくて乗船したPEACE BOATでの経験は、今の私のベースになっている気がしています。
先進国も発展途上と言われる国も世界を一周するなかで一度に訪れて、とっても大切なことに気づかされました。
それは、本当の幸せとは“物やお金に恵まれていることではなく、人と人とが繋がっていること”。この実感が湧いてきたのは、世界半周を過ぎたころに訪れた、当時中米最大のスラムと言われていた地でした。

それまでも、孤児院やスラム街をいくつか訪れたのですが、勝手に不幸せだと思い込んでいた環境の人々の優しさや、なんでも自分たちで工夫をして作り出し、助け合いながら生きている姿に本来人間がもつ力の強さを感じたのを今でも覚えています。

24時間いつでも足りないものを買えたり、なんでも揃っていることは、もしかしたら人間の力を弱めてしまっているかも…とさえ思いました。

そんな体験をした私が今でも大切にしているのが『繋がり』です。
繋がりは可能性を拡げてくれる。

コロナ休校を機に長男が不登校になった時も、たくさんの繋がりに頼りました。
その頃の長男は、世界に絶望して、人も信用できなくなっていました。
私たち家族だけではどうにもできなくて、思い立って繋がりを頼りに息子2人と私と3人で、PEACE BOATで出会った各地の友人を訪ね歩く旅に出ました。

学んだのは「頼るのは子育ての知恵」だということ。
決して自分がダメなわけではなく、できない母親なわけでもなく、恥ずかしいことでもない。
頼るのは知恵だし、とっても大切なこと。

親が見せてあげられる世界って本当に狭いと思うんです。伝えられることも自分が経験してきたことだけ。私自身、まだまだ知らない世界がたくさんあります。
だからこそ、全部自分たちで背追い込まないで、私にないものを持っている友人たちに頼って、力を貸してもらって、時には私も私にできることをさせていただき、そんなふうに頼りあいながら子どもたちの育ちを地域みんなでサポートできる環境を当たり前にしたいと願って、いろんな活動に携わっています。

MamaCanには、PEACE BOATのように、毎月毎月松戸市内をくるくる回りながら地域の繋がりをつくり続けている『駄菓子屋カフェくるくる』があります。
昔懐かしいこっぺパンや駄菓子を食べたりコーヒーを飲みながら集まって、みんなで頼りあいながら一緒に子育てしませんか?

《駄菓子屋カフェくるくる出店情報》
https://mamacan-m.com/eventdetail/11222

ぜひ遊びに来てくださいね♪

簡単にと言っておきながら長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。語り始めると長いタイプです。
これからも、よろしくお願いいたします。

あとがき・・・
のちに「旅スクーリング」と名付けてもらった不登校中の親子旅は、私の骨折により中断しました笑
でも、長男にとっては、そんな私の姿もプラスに働いたようで・・・。興味がある方は別途お話ししますのでお声掛けくださいね。

スタッフブログ202308